胸郭出口症候群|北九州市小倉南区守恒・企救丘|スポーツ整体・スポーツ治療|プロ野球選手から一般の方まで

こんにちは!

福岡県北九州市小倉南区守恒本町にありますPersonal Therapy(パーソナルセラピー)の豊瀬です。

首や肩、腕の痛みや痺れに悩まれている方は多くいらっしゃると思います。

『指先までの痛みや痺れがある』

『肩や腕の疲労感がある』

『野球肘と診断されたが一向に良くならない』などなど…

一般の方でも野球などのオーバーヘッドスポーツを行なっている多くの人がこのような症状で悩んでいると思います。

この記事では、一般の方への胸郭出口症候群や野球(オーバーヘッドスポーツ)の胸郭出口症候群について解説していきます。

『利き手なのに非利き手より力が入らない』

『ドライヤーや髪の毛を結う動作をしていると腕が重くなり痺れが出てきたりする』

『物やボールをポロッと落としてしまう』

『腕全体が重くなったり痛くなる』

『ランニングしていると手が痺れてくる』

『手のひらの小指側のもりあがりが痩せてきている』

『球数が多くなってくると力が入りにくくなる』

このような症状がありお困りの方は多く、病院や整骨院に行ってもあまり変わらないこともあると思います。

胸郭出口症候群は根本的な解決をしないと症状が長引きます。

腕を挙げる動作で上肢の痺れや肩や腕、肩甲骨周囲の痛みが生じます。また、前腕(肘から手首にかけて)尺側(小指側)と手の小指側に沿ってうずくような、時には刺すような痛みと、痺れ感、ビリビリ感などの感覚障害に加え、手の握力低下と細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状があります。

手指の運動障害や握力低下のある例では、手内在筋の萎縮(いしゅく)により手の甲の骨の間がへこみ、手のひらの小指側のもり上がり(小指球筋)が痩せてきます。

鎖骨下動脈が圧迫されると、上肢の血行が悪くなって腕は白っぽくなり、痛みが生じます。鎖骨下静脈が圧迫されると、手・腕は静脈血の戻りが悪くなり青紫色になります。※公益社団法人日本整形外科学会から抜粋

手を高く挙げて行う動作などを繰り返し行う場合に発症しやすく、痩せ型でなで肩の女性に多いと言われています。また野球などのオーバーヘッドスポーツでも多く発症しています。

野球は繰り返しの投球動作により発症しやすく、特にピッチャーに多いです。

また他院で野球肩・野球肘と診断され、治療を受けても改善しない場合があります。この場合の多くは胸郭出口症候群の可能性があります。

前斜角筋と中斜角筋の間のトンネルが狭くなることによって神経や血管が圧迫されて症状が出現することがあります。

鎖骨と第一肋骨の間が狭くなっていることによって神経や血管が圧迫されて症状が出現することがあります。

また胸郭出口症候群は下部胸郭が下方に引っ張ることによって上部胸郭が下方に引っ張られ、神経や血管を圧迫することによって症状が出現することがあります。
これに関しましては下記の『胸郭出口症候群改善に必要なこと』で詳しく解説します。

前斜角筋と中斜角筋の間が狭かったり、肋骨と第一肋骨の間が狭くなっている素因があり、それに加えて外的な負荷(ドライヤーや首や肩周辺のトレーニング、野球などのオーバーヘッドスポーツなど)が繰り返されることによって、神経や血管の圧迫が生じることがあります。

圧迫型
鎖骨と第一肋骨で神経や血管が圧迫されて症状が出現するパターンです。
手を上に挙げて行う動作を繰り返す方に多いです。(手を挙げて行う作業の仕事、野球などのオーバーヘッドスポーツなど)

牽引型
姿勢不良が原因で首から出た神経を引っ張ってしまい症状が出現するパターンです。
手を下げていても痺れや重さを感じる方は牽引型に分類される事が多いです。

混合型
圧迫型と牽引型が混合したパターンです。
割合はこの混合型が最も多いです。

また胸郭出口症候群は血管原性(動脈性、静脈性)、神経原性に分けられます。
動脈性は1%
静脈性は5%
神経原性は90%以上であるが両症状を有する場合もあります。

動脈性の胸郭出口症候群は上肢の蒼白、脱力、疼痛などが生じる事が多い。
静脈性の胸郭出口症候群は上肢のうっ血による上肢のチアノーゼ、疼痛を生じる事が多い。
神経原性の胸郭出口症候群は上肢の痺れ、疼痛、脱力などが生じることが多い。

Roos test(ルース テスト)

手のグーパーを1秒毎に繰り返し、1分以内で手のだるさや痺れが増して、手が挙げられない状況になれば胸郭出口症候群を疑う。
※確定診断はあくまでもドクターが行いますので、これは簡単なセルフチェックになります。

ここでは手術療法ではなく、保存療法について詳しく述べていきます。

上記でも述べたように、前斜角筋と中斜角筋の間のトンネルが狭くなることによって神経や血管が圧迫されて症状が出現します。
一般的には、その部分のストレッチや筋肉のマッサージをして前斜角筋と中斜角筋の間のトンネルを広げたりします。
病院でのリハビリや整骨院でもこのような施術をしているところは多いと思います。

ただこの記事を読んでいる方は、病院のリハビリや整骨院の治療でも改善せず、1日でも早く良くなるためにはどうしたらいいか必死に探していると思います。
前・中斜角筋を直接緩めても、そこの筋肉を固めて(筋肉の緊張)隙間が狭くなる理由があるのでまたすぐ元に戻り、手の痺れや痛みの症状が出現してしまいます。

胸郭出口症候群の原因はそのクライアントさん毎に違いますが、自分の経験では下部胸郭の影響によって胸郭出口症候群を引き起こしている事が多いです。
下部胸郭が悪さしている原因もクライアントさん毎によって違いますので、そこの原因特定が必要になります。

他の疾患でもそうですが、1つの原因でなっている疾患は簡単に良くなっていきます。
ただ病院や整骨院、整体で良くならないクライアントさんは、1つの原因で悪くなっているわけではなく、2個や3個など複数の原因から症状が出ている事がほとんどです。
この複数の原因を一つひとつ解決していくことが、根本的解決への最短な道のりになります。

野球をしていて胸郭出口症候群の症状がある人は、野球肩や野球肘、尺骨管(Guyon管)症候群、手根管症候群と診断が間違えられることもあります。
胸郭出口症候群とそれらの疾患が合併していることもありますので、決めつけてコンディショニングを行わないことが必要です。詳しくは下記の改善例をご確認ください。

10代 男性 高校2年生 ピッチャー

まず、胸郭出口症候群かどうかチェックするためにRoos test(ルーステスト)やMorley test(モーレーテスト)を実施すると陽性反応でした。自分たちは診断ができないため、確定診断はドクターが行います。

まだ投球側の手指はむくんでいて、冷たい感じもあり左右差がありました。
痺れも改善せずありました。

この時点で血管性と神経原性両方が考えられ、この原因はどこから起きているのかカラダ全体をチェックしていきました。
この学生さんの1番の原因は下部胸郭と骨盤帯でした。
下部胸郭が鎖骨や上位肋骨を引き下げていて、鎖骨と第一肋骨間が狭くなり、血管や神経を圧迫していることが原因でした。

下部胸郭の動きが悪いのは、骨盤帯との繋がりが悪く影響を受けていたので、股関節・骨盤帯・下部胸郭の方からアプローチを行っていきました。

1回目の治療直後は大きな変化はみられませんでしたが、その3日後くらいから少し痺れが減り、冷たい感じも少し和らいだ感じがしてきたとのことでした。
神経症状は『腰部脊柱管狭窄症』の記事にも書きましたが、時間が経っていれば経っている程、良くなるのに時間がかかるため徐々にしか回復はしていきません。

2回目の治療後は力も入りやすくなってきて、授業で字を書く動作は大丈夫になり、軽いキャッチボールも大丈夫になりました。

3回目の治療後は日常生活は問題なくなり、塁間を7割くらい投げても大丈夫になりました。

4回目の治療後は塁間を10割の力で投げても問題なく投げれるようになりました。
40mの距離を低い球で全力で投げれるようになったらブルペン復帰可とし、そこまでは投げないように指示を出していました。

5回目の治療後は40mを低い球で全力で投げれるようになったのでブルペン許可を出しました。
※40mを低い球で投げる角度とブルペンで投げる角度が似ているため、それがクリアできないとブルペン許可は出さないようにしています。

今回のクライアントさんは5回のコンディショニング後でブルペン復帰をしました。しっかり段階をふんで練習内容を変更していき、練習後の状態や翌日の朝の状態を毎日報告してもらいました。
状態に合わせて細かな指示をお伝えすることができ、早期復帰に繋がったと考えています。

その後は定期的にカラダのコンディショニング調整を行い、症状の再発は起きていません。

  • Personal Therapyでは胸郭出口症候群の痛みや痺れなどの苦しみに対して真摯に向き合い対応しています。
  • 胸郭出口症候群の原因の特定を行い、根本的なアプローチを行っていきます。
  • 野球やオーバーハンドスポーツをしている方は近況報告をしてもらえると細かな指示ができますので気軽に連絡してもらえると早期復帰に繋がると思います。

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